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ホワイトスコーピオン初のCDはヒットするか?売り上げ目標は?

NIDT(ニッポンアイドルトークン)まとめ

【2024年8月9日】ホワスピ初のワンマンライブまで残り一カ月を切った。

そして、9月11日には、いよいよ「WHITE SCORPION 1stミニアルバム」のリリースが待っている。

これが、ホワスピにとって初のCDとなる。

これまで、様々なフェスやコラボ、リリイベ等を精力的に行い、デビュー曲「眼差しSniper」も、いまや440万回再生にまで至っている(2024年8月現在)。

しかし、実際のところホワスピに対する評価は、今どうなっているのだろうか。

今回のCDの売り上げは、現在の人気と知名度を計る指標、あるいは今後を占う試金石ともなるため、内外問わず注目が集まっている。

ホワスピ初のCDは、果たしてヒットするのだろうか。

※WHITE SCORPION 「Caution」はミニアルバムですが、当記事は他グループのシングル初週売り上げと比較しています。

 

ホワイトスコーピオン初のCDはヒットするか?売り上げ目標は?

ホワスピのCD売り上げ目標は?

現在は、配信のみの曲も増えてきたことから、一般的に「CDがヒットした」と言う場合、売り上げ枚数は10万枚とされている(日本レコード協会のゴールド認定)。

だが、率直にデビュー半年ほどのアイドルグループが、初のCDリリースで10万枚に達するのは、現在では、かなりハードルが高い。

 

では、ホワスピはどれくらいの売り上げを目指すべきか。

参考となるのは、同じ秋元康プロデュースで、デビュー日も近かった「僕が見たかった青空」だ。

デビュー曲「青空について考える」を見てみると、オリコンベースで2.4万枚、ビルボードでは2.8万枚と、かなりシビアな結果だったことが窺える。

ただし、相対的に見れば、決して「僕青」だけが苦戦を強いられていたというわけではなさそうで、この曲は、オリコン週間シングルランキングで初登場3位となっている。

また、その後の2ndシングル「卒業まで」は、初週47,086枚を売り上げ、ビルボ―ドでは首位を獲得している。

これらのことから考慮すると、ホワイトスコーピオンが目指すべきCD売り上げ枚数は、最低でも5万枚以上がひとつの目安となってくる。

 

秋元康プロデュースアイドル CD初週売り上げ比較

グループ名 デビュー曲 リリース日 初週売り上げ
乃木坂46 ぐるぐるカーテン 2012年2月22日 13.6万枚
日向坂46 キュン 2019年3月27日 47.6万枚
櫻坂46 Nobody’s fault 2020年12月9日 40.9万枚
僕が見たかった青空 青空について考える 2023年8月30日 2.4万枚

参照元:Oricon

 

ホワスピのCDは何枚売れるか?

WHITE SCORPION 1stミニアルバム『Caution』は、OFFICIAL STORE限定盤通常版の二種類があるので、それぞれ、分けて考えてみる必要がある。

どちらも、イベント参加券が付いた、いわゆる「特典付きCD」だが、握手会やオンラインお話し会の抽選が付いたOFFICIAL STORE限定盤の方が、よりAKBや坂道シリーズの販売手法に近いものとなっている。

OFFICIAL STORE限定盤

こちらは、用意されている枠数がはっきりしているので、完売した場合に、どれくらいの枚数が売れるのか、ある程度は概算を出すことが可能だ。

握手会45分あたり一人15秒と考えると、メンバー一人当たり売上枚数は180枚(※完売した場合)、ファイナリスト17名を含む合計28名×180枚=5040枚×握手会日数3は15120枚

同様に計算すると、40分あたり一人30秒のオンラインお話し会は6720枚

これを合計すると21840枚

従って、OFFICIAL STORE限定盤の予約分で売り上げられる枚数は、約2万枚ほどと推定される。

但し、これは、あくまで全員が完売した場合の数字なので、追加販売分を考慮しても、実際は5000~10000枚程度ではないかと考えられる。

これだけだと、5万枚には遠く及ばない。


【坂道シリーズと比較してみると】

ひと枠あたり90分6部までを6日間行ってきた坂道シリーズと比べると、ホワスピは枠数自体が、圧倒的に少ないことがわかる。

これで単純計算すると、坂道シリーズは、完売した場合、ひと枠だけで一人あたり約540枚を売り上げていると推定される(チケット1枚10秒と仮定)。

これを6部6日間行うということは、完売した場合、一人でおよそ19440枚を売り上げていることになる。

引用元:forTUNE music

通常版

そうなると、成否を握るカギは「通常版をどれだけ売り上げることができるか」にかかっているが、これは、いかに新規のファンを取り込めるかということでもある。

既存のファンは、すでにOFFICIAL STORE限定盤で何枚も購入済みであることを考えると、短期間で新規ファンを発掘して、売り上げ5万枚に達するほどのCD購入を促すのは、どう考えても厳しい。

例えば、有名ドラマの主題歌起用、あるいはCMを打つなどして、新たな宣伝材料でもない限り、5万枚という数字は、今のところ現実的とは言えないだろう。

ホワスピのCDが爆発的に売れる可能性は?

とはいえ、全くのぞみが無いというわけでもない。

これまでの傾向として、イベント参加やグッズ購入等に積極的なファンとは別に、なにかしら興味を抱いているが、実際に行動を起こしたことがない隠れたファン層というのが必ずいる。

このような潜在的ファンは、初のイベントや初のCDリリースといった記念行事で、ひょっこり顔を出してくることがある。

特に、海外ファンの動向は把握しづらく、これまでもAKB48の総選挙や坂道シリーズのCD売り上げでは、ここぞという時に、海外勢の貢献が一気に顕在化してくることも多かった。

ホワイトスコーピオンでも、同じことが絶対に起こらないとは言えない。

CDを買うためだけに来日してくるようなツワモノもいるかもしれない。

なんにせよ、今のところ、まだはっきりとしたことは言えないが、ホワスピ陣営がこのタイミングで初のCDリリースに踏み切った以上は、なにかしらの勝算があるのだろう。


YOASOBIの「アイドル」が、米ビルボード・グローバル・チャート“Global Excl. U.S.”で日本語楽曲史上初の1位を獲得したことは記憶に新しい。

日本のアーティストは海外でも人気が高く、まだデビューしたばかりのアイドルでも、特に台湾や香港での注目度は高いとされる。

NIDTはよこよこ、相変わらず様子見ムードが強い。

8月9日9:00時点で22.5円。

 

 

 

 

 

 

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